肌の悩みに効く成分！セラミドで保湿力アップ

セラミドとは、角質層と皮膚との細胞間に存在する脂質のことです。そして、セラミドには皮膚の保湿機能を改善したり、水分の蒸発を防いだり、細菌の進入を防ぐなどの働きがあります。そのため、セラミドは乾燥肌などの肌トラブルを防ぎ、潤いのある肌を保ちます。

また、セラミドはメラニンの合成を抑え、シミやしわを防いだり、乾燥やほこりなどから皮膚を守り、表皮の健康を保つバリアの役目を果たしてくれます。

セラミドを含む食品

セラミドを含む食品をご紹介致します。まず、玄米を精米するときに取り除かれる表皮と胚芽、つまり「米ぬか」です。米ぬかにはセラミドはもちろん、ビタミンB1やB6、B12、ナイアシン、リン、亜鉛、カリウムなど美肌に効果的な栄養素が多く含まれています。

その他、セラミドは小麦や大豆、ほうれん草、キビ、米などに含まれています。

セラミド不足でおきる肌の悪化

ところで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は外的刺激が主な原因ですが、セラミド不足も大きく関係しています。なぜなら、セラミドが不足している肌はバリア機能が弱いため、乾燥やほこりなどの外敵が角質層の奥深くまで侵入してしまうのです。

最近の研究では、肌の老化やアトピー性皮膚炎によって起こる、乾燥肌の人はセラミドが不足していることが確認されています。また、セラミドには美肌効果以外にも免疫強化作用、神経細胞活性化作用などもあるとされ、研究が進められています。

セラミドが不足すると、肌のバリア機能の低下する

セラミドが角質層と皮膚との細胞間に十分満たされていれば、ダニやほこりなどの外敵は皮膚の中まで入ってきません。しかし、乾燥肌や敏感肌、アトピー性皮膚炎の人はセラミドの量が少ないため、バリア機能が低下しているため、皮膚の中まで入ってきてしまうのです。

潤いがあるプルプル肌はセラミドの量も多いですが、加齢や気候・環境の変化によって、セラミドの量は変化します。洗いすぎるとセラミドを失ってしまいますので、注意しましょう。

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