赤ら顔の原因と対処法
顔の赤み（赤ら顔）は、血管が温度差により拡がったり、縮んだりする自律神経が関係しています。顔の赤み部分を指で押して、すぐに赤みが戻る場合は自律神経による生理現象ですが、赤みが戻らずに毛細血管が拡張する場合は医師の判断が必要です。
赤ら顔が治らない場合は、医師に診察してもらおう
血行促進のためのマッサージや化粧水でのパッティングなど、お肌に刺激を与えるような行為や他のスキンケアをされる場合は、医師と必ず相談するようにしてください。
そして、医者に診てもらう場合は内服剤や塗り薬はどのくらいの期間続けるのか、副作用の心配はないか、レーザー治療の傷みはないか、治療跡は何日くらい残るのか、翌日から洗顔やスキンケア、メイクアップはできるかなど、治療方法についてよく相談しましょう。
赤ら顔の原因
赤ら顔の原因には温度差の激しい外と室内を頻繁に往復すること、精神的緊張が強いこと、ステロイドなど外用薬の長期使用、ニキビ、飲酒などがあげられます。
温度差の激しい室内外を出入りしていると、毛細血管が拡張収縮を繰り返して、これにより血管の弾力が衰え、赤ら顔になります。また、自律神経が過敏になると、少しの刺激にも毛細血管が拡張して、うっ血状態になり赤ら顔になります。
赤ら顔は顔の毛細血管が拡張して起こるもので、皮脂の分泌過剰によるもの、角質のバリア機能低下によるものなど様々な原因が考えられます。症状が悪化すると、毛穴が開いて皮脂分泌がさらに過剰になったり、鼻のあたりの皮膚が大きく膨らんでしまうこともあります。
赤ら顔の予防と治療
赤ら顔の方は皮層がダメージを受けやすいので、肌に効果的なアミノ酸やマルチビタミン、ミネラル摂ることを勧めます。また、乾燥する冬などには、加湿器があるとよいでしょう。
以前は手術・入院が必要であった赤ら顔治療も、現在ではメスを使用しないレーザー治療により、当日から洗顔、メイクもできる日帰り治療が可能となりました。皮膚表面にある毛細血管だけでなく、真皮層など深部にある毛細血管までレーザー治療が作用します。
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