くすみの原因と解消方法
くすみとは肌に透明感やツヤがない、肌の色が暗い、血色が悪いといった状態のことをいいます。古い角質がスムーズに剥がれずに溜まっていくと、肌に透明感がなくなってきます。
くすみの原因
くすみの主な原因はターンオーバーの乱れです。そして、偏った食生活や不規則な生活、紫外線、睡眠不足、ストレス、喫煙などがターンオーバーの乱れの原因となります。
ターンオーバーを正常にするためには、規則正しい生活をして、ストレスをためないことが大切です。また、クレンジングや洗顔をしっかりと行うようにしましょう。
疲労やストレスによって顔の血液循環が悪くなると、顔色が悪くなります。また、加齢による毛細血管の萎縮や血流の影響により、ヘモグロビンの血中濃度が減少すると、肌の赤みが減少し、くすんで見えてしまうことがあります。
健康な肌とくすみ肌
ところで、健康な肌細胞は、28日間かけて肌の表面まで移動し、最後にはアカとなって剥がれ落ちます。この周期がしっかりと保たれている肌は、透明感と柔らかさがあります。
しかし、血行不良や乾燥、肌荒れが生じると、新陳代謝が遅れがちになり、 28日で剥がれるはずの角質細胞がそのままアカとなって肌に溜まってしまうのです。死んだ角質細胞は普通の肌細胞に比べて黒いため、角質肥厚を起こすと肌のトーンは暗くなります。
健康的な肌はうっすらと赤みを帯びていますが、それは血中のヘモグロビンの色が透けて見えるためです。ヘモグロビンが十分に存在すると、血色のいい健康的な肌色になるのですが、疲れや加齢でヘモグロビンが減少すると肌はくすんだ状態になってしまいます。
くすみの対処法
くすみの対処法は、日常生活での紫外線対策が基本です。また、充分な睡眠とバランスのよい食事、適度な運動、血行促進効果のあるスキンケアを行うことも大切です。
また、ケミカルピーリングやプラセンタも効果的です。プラセンタには、細胞の生まれ変わり（ターンオーバー）をスムーズにする成分が含まれています。一方、ケミカルピーリングは古い角質や酸化した脂をきれいにとってくれるので、くすみ解消にとても効果的です。
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