大人にきびの原因と予防
大人にきびは、思春期にできるにきびとは原因が違います。思春期にきびの場合は、皮脂分泌が活発であることが主な原因で、額や頬に多くできます。
大人にきびの原因
これに対し、大人にきびは化粧品の使用やスキンケアの不適切、ホルモンバランスの乱れが原因になることが多く、あごや首、Ｕラインなどにできやすく治りにくいのが特徴です。
また、男性ホルモンが影響するとにきびができやすくなります。現に、生理が始まる2週間前の黄体期は男性ホルモンが活発になる時期で、にきびができやすいです。
不規則な生活や睡眠不足が続いたり、ストレスが溜まったりすると、ホルモンバランスが乱れやすくなりますので注意しましょう。
大人にきびの予防
にきびのお手入れは、朝晩のていねいな洗顔が基本です。洗顔は過剰に分泌された皮脂や汚れを取り除きます。そして、お肌の新陳代謝サイクルであるターンオーバーも正常化され、肌が本来持っている自然回復力もよみがえります。
また、スキンケアは化粧水と美容液だけで十分です。にきびができている間は、ファンデーションの厚塗りは避けるほうがよいでしょう。シミなど隠したい場合は、コンシーラーでカバーし、あとはポイントメイクだけにしておきましょう。
皮膚の表面では、毛穴から侵入しようとする細菌と、それを撃退しようとする自己免疫力とが常に戦いを繰り広げています。この戦いに敗れると細菌が増殖し、にきびができやすくなります。そのため、にきび予防には細菌の侵入を阻止する免疫力を高めることも必要です。
大人にきびのストレス
大人にきびは、ストレスも大きく関係しています。例えば、仕事や人間関係がうまくいかないと、ストレスがたまりますが、これが強すぎたり長く続くと、視床下部がコントロールしている自律神経、ホルモン分泌、免疫力の働きが低下し、様々な肌トラブルを招きます。
大人にきびについて詳しく知りたい場合は、大人ニキビ治療時典 を参考にしてください。
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