ビタミンCでシミが消える
ビタミンCには肌のハリを保ち、シミや小じわを防ぐ、免疫機能を高めてニキビや吹出物を予防する、皮膚の再生やホルモン分泌を助け、メラニン色素を無色化する、コラーゲンの生成を促進させる、強い抗酸化力で紫外線やストレスから肌を守るなどの働きがあります。
皮膚関係以外での、ビタミンCの効果は免疫力の強化、抗ガン作用、頭痛・生理痛の緩和、関節の痛みの緩和、ア レルギー抑制作用、骨と歯の形成、解毒作用など効果があります。
ビタミンＣ誘導体とは？
このような、ビタミンCの働きに注目し、皮膚から吸収させるためのビタミンC誘導体を配合した化粧品が多数販売されています。しかし、そういった化粧品だけで美肌を作るには限界があります。つまり、外側からだけでなく、内側からもビタミンCを取り入れることが大切です。
しかし、ビタミンCは体内に長い時間蓄積されない栄養素なので、できれば毎食摂るようにしましょう。また、加熱や水にも弱く、調理による損失率は40〜50％とも言われています。
ビタミンCを多く含む食品
⇒ ブロッコリー、ピーマン、キャベツ、ほうれん草、レモン、いちご、オレンジ、グレープフルーツ
ビタミンＣをサプリメントで摂取しよう
ビタミンCの主な供給源は、野菜と果物です。ビタミンCはほとんどの野菜に含まれており、日本人は摂取量の3分の2を野菜から摂っていると言われています。
ビタミンCの成人所要量は1日100mgですが、美肌効果を狙うなら3000mg以上必要です。ちなみに、「レモン○個分のビタミンＣ」の場合、レモン1個分は20mgに換算されます。食事だけで3000mgを摂取するのは難しいので、サプリメントを併用するとよいでしょう。
ビタミンCが不足すると、皮膚のハリがなくなる、歯ぐきから出血しやすくなる、切り傷の治りが悪くなる、骨や歯が弱くなる、免疫力が落ち、風邪が引きやすくなるなどの症状が現れます。また、タバコを吸う人はビタミンＣが消耗されやすいので、特に注意しましょう。
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