肌の状態による洗顔ポイント

どのような肌の人でも洗顔の基本は変わりませんが、その状態によって注意すべきポイントは若干違ってきます。

●乾燥肌の場合
乾燥肌の人は、『必要な保湿成分や油分を落としすぎない』ということに注意を払う必要があります。

肌が本来持っている保湿成分や油分は非常に流出しやすく、洗顔時間が長ければ長いほど失われていってしまいます。

洗顔はなるべく短時間で済ませるのが良いでしょう。

特に皮膚が薄く乾燥しやすい部分（目元や口元など）は優しく丁寧に洗うよう心がけましょう。

洗顔後のお手入れもとても重要になってきます。

●オイリー肌の場合
前の晩にしっかり洗顔したにも関わらず、翌朝ベタついているようならオイリー肌だと判断することができます。

一通り洗顔した後もＴゾーンやＵゾーンなどにベタつきを感じるようであれば、その部分だけもう一度洗うのも良いでしょう。

ただし、洗いすぎには注意して下さい。

洗顔前には蒸しタオルなどで毛穴をしっかり開き、より効率的に汚れを落とせるよう徹底しましょう。

オイリー肌を気にして保湿のお手入れを怠ると、余計に油分が浮き出すことがあります。

汚れを吸着しやすく、特にトラブルを起こしやすい肌ですので、肌の仕組みをしっかり理解し正しい洗顔を徹底しましょう。

●混合肌の場合
部位によってカサついていたりオイリーだったりするのが混合肌です。

この場合、『余分な皮脂は落とす、必要な皮脂は逃がさない』という意識で、乾燥肌とオイリー肌双方の洗顔法を取り入れる必要があります。

場合によっては、洗顔料も使い分けた方が良いかも知れません。

どの部分がどのような状態なのか、毎回洗顔前に鏡でしっかりチェックするようにしましょう。

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