洗う。基本はこすらず、やさしく。
かゆみの原因となる皮膚表面の汚れはきちんと落とすことが大切です。ただし、ナイロンタオルやアカスリタオルなどでごしごしこするのは禁物。
必要以上に皮脂を落とすと、肌はより乾燥してしまいます。綿のタオルなど、アレルギー反応を起こしにくく、やわらかい素材のものを選びましょう。
手のひらでやさしく洗うだけでもＯＫ。湿疹や赤みがひどいときは、皮膚科専門医に相談しましょう。
石けんやボディシャンプーにはさまざまなものがあります。乾燥肌の人はできるだけ低刺激性のものを選ぶようにしましょう。
乾燥肌専用で、皮脂を落としすぎないよう洗浄力がコントロールされた洗浄剤がベストです。
石けんなどの洗浄成分が肌に残っていると、かゆみや炎症の原因になってしまいます。
アルカリ性、中性、弱酸性、どのタイプの洗浄剤であれ、ぬめり感がなくなるまでしっかり洗い流すことが大切です。
使い心地や泡立ちなども気になるところですが、肌に成分が残りにくく、すすぎ落ちがよい石けんを選ぶことも重要なポイントになります。
石鹸成分について
原料 ： 原料 形状 pH 特徴・注意点
石けん： ヤシ油などの油脂 主に固形 アルカリ性 泡立ち、洗浄力にすぐれ、さっぱりした使用感。
洗い上がりがつっぱることもある。
乾燥肌の人は脱脂力がマイルドで低刺激性のものを選ぶとよい。
ボディ洗浄剤： 合成界面活性剤 主に液体
（固形、泡タイプもある）アルカリ性 洗浄力の強いものから、アミノ酸系等の保湿成分や油などを添加して洗浄力をおさえたものまで多様。
乾燥肌の人は低刺激性のものを選ぶとともに、1回の使用量が多くならないよう注意する。
AES，MAP，AGS，
SCI，AMTなど 中性 弱酸性
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