乾燥肌対策はこうやろう
乾燥肌対策と言っても実にさまざまです。なぜならは、個人によって肌質は違いますし、先天的（遺伝）に乾燥肌なのか、後天的（生活環境など）に乾燥肌なのかによって対応の仕方も変わってくるからです。
しかし、いずれにしても乾燥肌の多くが日常生活に大きく起因していることから、毎日の生活環境に気を配られるだけでもずいぶんと問題は解決するのでしょう。
前でも触れましたが、肌の乾燥は、皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなり、肌本来の保湿力、抑制力が低下し水分が蒸発することで起こるものです。
そうならないための乾燥肌対策の方法をまとめますと以下のようになるでしょう。
1.暖房は必要最低限にとどめお部屋の湿度に心がける
2.熱いお湯の長時間入浴は避ける
3.液体やクリーム状の洗剤は多量使用に気をつける
4.タオルでのこすり過ぎに注意する
5.入浴後は保湿剤を塗る
6.下着や寝巻きは水分を含む綿製品を着用する
つまり、外的刺激を減らし、肌の免疫力を高めるために身体の内側から作り上げていきましょうということです。
肌の健康は保湿力で測るように、水分が蒸発しないためには健康的な保湿成分が多く備わっているかというのが基本となります。
ですので、以上の対策に加え、食事の栄養バランス、適度な運動、場合によってはヒアルロン酸配合の飲料水やサプリメントなどが必要となるでしょう。
もし、患部を掻きむしったりして乾燥肌がさらに悪化し、激しい「かゆみ」や「痛み」が生じているようなら、皮膚科等の医療機関で診察してもらう必要があります。たいていは、「保湿剤」で間に合うのですが、症状によってはステロイド外用薬をすすめられることもあるでしょう。さらにひどい場合は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服するこおとも考えられますので、医師の指示に従い適切な処置を行いましょう。
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