保湿の重要ポイント
保湿効果のある化粧品には、美容液、乳液、クリームの３つがあります。
美容液： 軽いテクスチャーでも保湿効果が高いのが美容液です。今は保湿効果だけでなく、美白やたるみ、
小じわケアなど様々な効果を持つ美容液がありますので、自分の肌悩みに合ったものを選びましょう。
乳液 ：化粧水とクリームの中間くらいの油分を持つのが乳液です。肌の表面に膜を張って、
水分を逃がさないようにしてくれます。保湿以外でもクレンジング代わりに使ったりできますので、１本持っていると便利です。
クリーム： 乳液よりも油分が多く、肌に十分な栄養を与えるのがクリームです。
近頃は保湿効果だけでなく、肌の悩みに万能に対応する高機能クリームが話題です。
肌状態を見極めながら、乾燥する部分を中心にクリームを使いましょう。
季節によって使い分けよう
基本的な肌質は変わらなくても、季節や体調によって肌の状態は変化します。なので、皮脂分泌が盛んになる夏に、クリームで保湿するのは肌に負担をかけてしまうこともあります。逆に、冬場に美容液だけでは、乾燥が進んでしまう場合があります。なので、保湿化粧品は季節によって使い分けるのがベターです。
オイリー肌にも潤いを与えよう
オイリー肌の場合、べたつくのを嫌って、ついついクリームや乳液は敬遠しがちです。しかし、オイリー肌の場合、肌がきちんと潤っているわけではありません。頬や目のまわりは乾燥していることも多々あります。それを放置していたら、小ジワの原因になります。
また、肌の内側から分泌される皮脂の油分と、コスメなどで外から与える保湿成分は違うもとと考えるべきです。オイリー肌の場合は軽いテクスチャーの美容液を選んだり、オイリーな箇所にはつけないなど、部分使いにすれば、べたつきは気にならないはずです。
目のまわりの乾燥にを防ごう
目のまわりの皮膚は薄いので乾燥しやすく、小じわもできやすいです。なので、毎日の保湿ケアが大切です。できてしまった小じわにはアイクリームや目元パックがお勧めです。
唇の乾燥にはリップクリームを
唇には汗腺がなく、油分も分泌しないので、顔の中で最も乾燥しやすいです。なので、リップクリームを小まめに塗り、乾燥を防ぎましょう。唇の皮がむけてしまった場合は、寝る前にたっぷりと塗って就寝しましょう。
天然の保湿成分は「皮脂」
美肌を保つためには水分はもちろん、水分を肌から逃さないための油分も必要です。油分の膜が水分が蒸発するのを防いでくれるのです。そして、私たちの肌からは「皮脂」という天然の美容液が出ており、皮脂の働きで外から油分を補わなくてもいいぐらいです。
化粧水と美容液で保湿しよう
肌の潤いを保つための必須アイテムは、保湿効果のある化粧水と美容液です。まず洗顔後、顔全体に保湿効果のある化粧水を塗ります。この時、脂性肌の人は化粧水を塗らないのではなく、さっぱりとした使用感の化粧水を塗りましょう。
脂性肌の人は、皮脂は多いけれど水分が不足した乾燥肌になることがよくあります。なので、化粧水を使って水分を与え、保湿効果のある美容液を乾燥しやすい部分に塗りましょう。ただし、メイク前なら下地クリームのかわりに美容液を顔全体に塗ってもいいでしょう。
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