肌のたるみの原因
ハリや弾力の元となるコラーゲンやヒアルロン酸などが皮下組織に十分あれば、肌はたるみませんが、皮下組織が衰えると肌は重力に負けてしまい、たるみが生じてしまいます。
たるみの原因について
たるみの主な原因は皮下組織の成分が減り、保水機能が衰えることです。また、筋肉も大きく関わっています。顔の表情筋は真皮層に直接くっつき、皮膚の土台のような役割を果たすため、表情筋が衰えれば肌もたるんできます。
その他にも、日常生活の何気ないところでたるみを引き起こしている仕草や表情があります。例えば、パソコンを見ながら頬杖をついていませんか？これは手のひらの力を頬にあてていることになりますので、肌に負担をかけるているのです。
また、パソコン画面に集中するあまり、眉間にシワ、そして口元はへの字になっていませんか？口角が下がっていると、たるみはどんどんと進行してしまいます。
たるみは生活習慣が大きく影響している
ところで、たるみは30〜40代で起こるイメージが強いと思いますが、最近は20代でも皮膚がたるみ始める人がいます。たるみを引き起こす皮下組織の衰えは年齢だけでなく、紫外線やスキンケア、表情筋の使い方など生活習慣が大きく影響しています。
紫外線などの影響でコラーゲンやエラスチンが壊れても、時間がたてば再生されるのですが、破壊と再生を繰り返しているうちに線維が伸びてたるんできます。これは、ゴムなどを伸ばしたり元に戻したりを繰り返していると、ゴムがたるんで伸びるのとよく似ています。
それと同じようなことが、顔の表情を作るときに働く表情筋にも起こるのです。 この線維のたるみと筋肉のたるみが重なって、目の下、ほお、首のまわりにたるみが現れます。
コラーゲンはタンパク質でできたヒモ状の繊維で三つ編みを作っており、スプリングのように細胞同士を結び付けています。この三つ編みがしっかりと集まっていれば、肌に弾力が生まれるのですが、三つ編みがゆるんでしまうと、たるんだ皮下組織になるのです。
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